NASA注目の小惑星「プシケ」がビットコインを爆上げさせるかもしれない
仮想通貨専門のニュースサイト・コインテレグラフは、小惑星「プシケ(16 Psyche)」が長期的なビットコインの強気材料になるかもしれないという見方を紹介しました。
そこで、この「プシケ」について調べてみました。
プシケは、火星と木星の間の軌道を公転している幅200kmあまりの小惑星です。
NASAがこれに注目しており、2023年10月には探査機「サイキ」を打ち上げ本格的な調査に乗り出す予定です。
プシケは金属が剥き出しになっている非常に珍しい小惑星であり、その金属含有量が注目されています。
なんと、鉄鉱石だけでも世界経済の総額(約7370兆ドル)のおよそ1356倍にあたる1000京ドル相当が含まれており、さらに、金・プラチナ・銅などのレアメタルも含有しているとみられているのです。
はたして宇宙に浮かぶ鉱山を採掘することは可能なのだろうかという疑問があります。プシケは地球から7億5000万キロの彼方にあります。
その問いに対しては、宇宙の黄金採掘を目論むユーロサン・マイニングのCEO、スコット・ムーア氏は、「それはインフラの問題でしかない。いずれは出来るようになる」と自信をのぞかせています。
有識者の中には、次のゴールドラッシュの舞台は宇宙になるだろう、と予測する人もいます。
仮にプシケから産出される貴金属を全て持ち帰ることが出来れば、その価値は地球の人間全員に930億ドル(約10兆円)を配れるほどにもなる、と見込まれています。
しかし、実際にこの資源が地球にもたらされた場合、世界中の資源採掘会社から貿易会社まで大きな損失を被ることは間違いなく、究極的には世界経済の崩壊につながる危険性があるといわれています。
プシケから膨大な金塊が地球にもたらされて金の供給量が急激に増えたら、もはや金の価格はゼロに近くなってしまうでしょう。
したがって、その時には代替資産として「デジタルゴールド」ビットコインへの需要が高まるだろうと予測されているのです。
プシケの採掘事業が実際に始まる前の段階でも、それが技術的に可能になった段階で金の価格が暴落し、ビットコインの価格が上がり始めるかもしれません。
人類にとっての富の象徴は、もはや紙幣や貴金属からデジタル上にあるものに変遷しつつあるのですね。
※参照
コインテレグラフ(Cointelegraph)
https://jp.cointelegraph.com/news/700-quintillion-dollar-asteroid-can-be-a-bullish-sign
エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201701_post_12074/
ニコニコニュース
https://news.nicovideo.jp/watch/nw5570840
news.au.com
https://www.news.com.au/technology/science/space/nasa-to-explore-heavy-metal-asteroid-16-psyche-that-could-make-everyone-rich/news-story/0770f893a66f6a3adba7d8b3e76ff242
-
2019/11/15 18:30
仮想通貨関係なく、
このなんていうか、ディスカバリーチャンネルっぽいネタ、個人的には好きです!
ニュートンとか、サイエンス・宇宙って感じですね( ´艸`) -
2019/11/15 20:36
仮想通貨が暴騰する時にムーン!じゃなくてプシケ!って言うのが流行りそうですね!
-
3
マツ
2019/11/15 21:33
自分もこういうネタ好きです(^^)
このプシケの金って宇宙開発費用とかも膨大になるだろうし、その分価値が高まったりはしないんですかね(・・?
採るのが大変だから地球の金より高いみたいな... -
4
manaka
2019/11/15 21:54
法定通貨が安心だと言う変な先入観に囚われてる人が多いなと、つね日ごろ思ってます。
価格で見るのも大事ですが、投資家ならば価値で判断できる様にならなくてはですね♪ -
5
よっし
2019/11/15 22:45
価値って何か?
財産って何か?
を考えさせられる話題でした。 -
6
Taka_ya
2019/11/16 15:51
皆さん、今回のマニアックな記事に対してコメントありがとうございます。私も宇宙ネタは好きです。
>よっしさん
宇宙規模で考えると、資産って何なのかが分からなくなりますよね。