フローズンドロップで無料配布されたKickTokenのロック解除条件が判明
2月上旬に、
「キックトークンが無料配布されているかもしれないから、ご自身のイーサリアム・ウォレットを確認してください。」
と呼びかけました。
こちらは、KickExという取引所のマーケティング戦略として行われた無料配布ですが、とてもユニークな特徴を持っています。
KICKトークンのエアドロップではなくて、フローズンドロップ。
フローズン=凍った状態(ロック状態)
なので、配布されても、解凍(ロック解除)しなければ、利用や売却ができません。
実は、2月末に、ロック解除の条件が公開されています。
▶Frozen KickTokens are getting warmer◀
結構長い英文なので、論点だけ要約すると、
2020年第2四半期にオープン予定の仮想通貨取引所KickExを利用すると、取引量に応じてロック解除される。
例えば、取引手数料で1ドルが支払われると、0.5ドル分がロック解除されて売却などできる。
つまり、配布されたKICKトークンは、
取引手数料の割引として利用されるだけ
ということになります。
KickEx取引所の取引手数料は、0.2%(Taker:0.2%、Maker:0.15%)なので、フローズンドロップで配られたKickTokenのうちの1,000円分をロック解除したい場合は、100万円単位のトレードをする必要があります。
当初 想定していた「貰える」とは程遠い。。
さらに、KickRefの紹介プログラムでKICKトークンを貰うことができるのですが、
KickRefで獲得したKICKトークンも、
KickEx取引所を利用する際の手数料として使用される、
ということのようです(確定ではありませんが、そのように読み取れます)。
残念なことに、KickRefの紹介プログラムで獲得したKICKトークンも、直接手に渡ることはなさそうです。
今年の4月〜6月にオープン予定のKickEx取引所がよっぽど魅力的で、KickExを使い倒したい人には意味がありますが、そうでない人にとっては、持っていても役に立たないトークンということになります。
無料配布されたすべてのKICKトークンが解凍されると相当の額になるので、ロック解除の条件はそこそこ厳しいと思っていましたが、条件が厳しいというより、旨味が少なすぎますよね。
私は「思い出」としてウォレットに残しておこうと思います。
期待していた方には、なんだか申し訳ないです・・。
以上、KICKトークンのロック解除条件についての残念なお知らせでした。
ps. 3/27に、クリプトメイトをリニューアルしました。まずは使い方をご覧下さい。
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1
マツ
2020/03/30 21:36
これじゃ旨味ないですね~(T^T)
1000円分解凍するのに100万円台の取引ってバカらしくなっちゃいますよね(;_;)
思い出...(≧∇≦) -
2
タ.ロコ
2020/03/30 21:50
そんな条件だったんですね~
自分も思い出となりそうです(>_<) -
3
あっく
2020/03/31 08:11
> マツさん
100人に配って、1人でもヘビーユーザーを獲得するのが狙いのようで、反発する人もいればファンも生む。
振り回されて悔しいですが、マーケティングとしてはうまく、成功しているのかもしれません。 -
4
あっく
2020/03/31 08:13
> タ.ロコさん
Kick側に何らかのメリットがあるような形だろうと思っていましたが、結構大胆ですよね。
というか、賢いなと。
888,888枚は、思い出にしましょう。。 -
5
jie1104
2020/03/31 08:38
情報ありがとうございまーす。
自分も思い出にしときますw