東京電力 「水」から水素を取り出す新しいエネルギー技術を開発
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#水素発電
原発事故の被害に遭った福島県浪江町では、東京電力により世界最大級の水素製造施設が建設されています。
この施設で水素を造るための原料は「水」。
太陽光発電によるエネルギーで、水を水素と酸素に分解し、取り出した水素をトレーラーなどで必要な場所に運搬します。
その水素を再び酸素と反応させると熱エネルギーが発生し、これを家庭用の燃料電池や水素自動車などに利用することが出来ます。
「道の駅なみえ」では、館内の照明や水を温める時などに水素発電を利用しています。
将来的には路線バスや産業団地にも水素を供給する予定です。
水素を利用する段階では水しか発生せず、CO2が発生しません。
水素ステーションがこれから各地に設置され、需要の高まりとともに2030年ごろに水素価格はガソリンの3分の1になると言われています。